絵画・造形クラス・・・室越講師


「天高く舞い上がれ」
絵画工作クラスです。
昨年度の年長さんがこの春元気な小学生となり、早1ヶ月が過ぎました。みんなの生き生きした制服姿やランドセル姿のお便りをいただき感極まっております!そうしたお便りは、先生冥利につき、大変嬉しいものです。ありがとうございます。
さて今日は、そんな卒業生ののびのびした作品を一つご紹介。「龍」です。
子供達に龍ってどんな生き物?と聞くと、「テレビで見たことある!」「怖いの!」「空を飛ぶんだよ!」「怪獣!」・・・
と元気に答えてくれますが、さてじゃあどうやって作る?描いてみて?というと「わかんない」。
そうですよね、大人だって難しい。
龍は、伝説の生き物でこんな言い伝えがあるそうです。
9つの生きものに似ていて、角は鹿、頭はらくだ、眼は鬼、耳は牛、うなじは蛇、腹は蜃、鱗は魚、爪は鷹、掌は虎。
子供達と1つずつ写真を見ながら検証しました。
「本当だ!似てる!似てる!」と大興奮!!
では、一つずつ作ってみよう。
紙コップを割りピンでつなぎ体を作り、そこに9つの生き物を夢中になって作り、つけていきます。「もっとゴツゴツしているよ」「こんなところに毛が生えてるよ」「鬼の目は、節分の時に描いたね」「魚の鱗は、鯉のぼりの時作ったね」・・・
今までの経験を生かし、面白い動きをする素晴らしい龍ができました。
色々なものに興味を持ち視野をひろげ作ってみる。造形クラスの醍醐味です。
みんなが龍のように天高く舞い上がりますように!

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