絵画・工作クラス「スチレン版画」

春の空気を感じたと思ったら、次の日は冬の寒さだったりと、三寒四温とはまさに今の時期のことですね。そう感じたら、本当の春は、もうそこまで来ています。

今年度もあとひと月となりました。1年間いろいろなことをやって来ましたが、

3月の課題を考えるときは、1年間の集大成のような気持ちになります。



さて今週の課題は、「夢を叶えてくれるロボット」と題して、子供達の素直な気持ちを引き出してみました。

お願いしたら叶えてくれるロボットがいたら、どうしてもらいたい?

子供達は、しばらく考えてから、教えてくれました。

「ママが、歯医者さんに行っているから、いきたい時にビヨヨヨーンと飛んで連れて行って欲しいの」

「公園に連れて行ってくれて、一緒に遊んで欲しい」

「一番強いロボットで悪いロボットをやっつけてくれるの」

「恐竜のロボットで背中に乗って、恐竜の卵がある所に行けて、赤ちゃんが生まれるのを見たい!」

などなど、子供達の優しさや好奇心が溢れ出ます。

今回の版画はスチレンボードを使って、版を作りました。鉛筆やペンで簡単に描くことができるので、子供達の気持ちをそのまま表現できる素材です。楽しく描けたらローラーを使い、自分たちで刷りました。




版画は、刷るという工程を入れることで、作品に不思議な魅力を与えてくれます。


子供達の心の成長が感じられる作品になったのではないでしょうか。



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